今年はコロナウィルスの影響で、閉園しているバラ園も多いようですね。
そんな中でも、お散歩するときれいに咲いている花々を見て、癒されますね。
我が家もきれいなバラが咲いています!…えっーと正確に言うと現在は居候住まいですが(^_^;)…それはともかく、皆さんにも写真で楽しんでいただければと思います。
ご紹介する薔薇はすべてイングリッシュローズです。
これまで、ハイブリットティー、オールドローズなども育ててきましたが、私はどこをどう取ってもイングリッシュローズが好きみたいです。
イングリッシュローズとはどんな雰囲気なの?どんなふうに咲いているの?香りはどうなの?そのあたりもご紹介していきたいと思います。
皆さんにも薔薇のすばらしさ、とりわけイングリッシュローズの魅力を感じてもらえたら嬉しいです~。
イングリッシュローズとは
「イングリッシュ・ローズ」とは、イギリスの育種家デビッド・オースチンが作出した薔薇の事です。
最初のイングリッシュ・ローズ「コンスタンス・スプライ」は1961年の作出です。現代ローズの四季咲き性と育てやすさに、オールドローズの優美さを取り戻した、いわば現代シュラブのブランド薔薇です。
その花びらの多い花形や、繊細さ、香りの良さ、全体の樹形の雰囲気の良さなど、ほかの薔薇には見られない素晴らしさがあります。
もちろん、オールドローズも、現代薔薇のハイブリッドティーもそれぞれの魅力がありますが、個人的には最も好きな薔薇です。
ネパールでは、イングリッシュローズはほとんど見かけませんでした。
高価なバラ苗を取り寄せるような経済力がまだないのと、ガーデニング文化もそんなに育っていない様子でした。
日本に戻ると、優雅なイングリッシュローズが見られるのが、楽しみの一つです。
今日は我が家のイングリッシュローズを1品種づつご紹介していきます。皆さんも良かったら、ご一緒にお楽しみくださいね。
🌷イングリッシュローズについてよく解説されたページはこちら
旬を愛でる花旅・庭めぐりとは…毎週水曜日は、ガーデニングエディターの高梨さゆみさんが“今が旬”の花の名所情報をお届け。今…
🌷イングリッシュローズに関するこちらの本もおすすめです。薔薇界で有名な有島薫さんの著書。薔薇へのあふれる愛情を感じます。
メアリーローズ
イングリッシュローズの初期の品種です。我が家の庭で、一番乗りに咲く元気いっぱいの品種です。黄色味を含まない、明るいピンクで、花付きも抜群です。香りが少ないのは残念ですが、家の黄色い壁ともよくマッチしています。
華やかで花付きの良い薔薇なので、玄関先などのウェルカムローズにお勧めです。
パットオースチン
“コッパ―オレンジ”という独特のオレンジ色で、庭をパッと明るくしてくれます。(ダジャレではないですよー)作出者のデビッド・オースチンが自分の奥様の名前を付けた自信作です。
花もちが悪いのは残念ですが、花は大きめでエレガント。とても良いフルーツ香があります。
ジュード・オブ・スキュエア
英語を訳すと“日陰者のジュード君”という、なんとなく不名誉な名前です。
でも実は私がもっとも好きなバラの一つです。
そうです、もとはわが家からサントスの実家に預けられたのです。
コロコロした花形も、元気が出る花色も大好きですが、特筆すべきはその香り‼
なんとマンゴーのような強烈なフルーツ香です。サントスも「ジュードが咲いたよ!」というと香りをかぎたくて、飛んできます(笑)
ウォラトン・オールド・ホール
名前が覚えられなくて、“ジュードの子ども”とか“コロコロちゃん”などと呼んでいます。ジュードが交配親だそうです。ジュードよりもっと淡い色合いで、枝はもっとしなやか、1本の枝に複数の蕾をつけてコロコロ咲くのが可愛いです。
繊細な感じなのに花もちも良いのです。
さすが“ジュードの子ども”。香りも抜群に良いのですが、ジュードとは少し違う香りです。フルーツ香の中に“ラムネ”のような甘い酸味が加わります。
そして、この香り、以前育てて枯らしてしまった『アンブリッジローズ』にそっくりです。いつかもう一度アンブリッジローズを育てたいな…。
アブラハム・ダービー
競馬のような面白い名前のバラです。挿し木で育てている株ですが、だいぶ大きくなりました。濃い緑の照り葉で、大きくてボリュームのある花を咲かせます。
ピンクとアプリコットがミックされた色合いも素敵です。香りもフルーティーで良いのですが、どうも“大味”なんですよね…(;・∀・)
ウィリアム・モリス
名前も薔薇も最高に素敵なバラです。香りはティーの香り。そう、薔薇なのに紅茶の香りなんですよ。
株は割と大きく育ちアーチなどにも使えます。アプリコットピンクの房咲きのバラが、すこしうつむいて咲きます。たっぷりの花びらがふりふりと巻いて、本当にエレガントなバラです。今年も会えてうれしいよー♪
まとめ
いかかでしたか?皆さんにも我が家のイングリッシュローズたちを少し楽しんでいただけたでしょうか。
薔薇の木が1本お庭やベランダにあるだけで、毎日のワクワク感や張り合いが違ってきます。皆さんもぜひ薔薇を育ててみてくださいね。
そう言えばバラの香りには、傷ついた遺伝子を修復する力があると、聞いたことがあります。コロナウィルスでストレスの多い春ですが、皆さんもバラの香りをかいで、一緒に元気に乗り切りたいですね。
我が家にはまだまだ薔薇がありますが、続きはまた次回にお会いしましょう。
★最後にご紹介したバラが買えるサイトをご紹介します。
☆手軽にバラの香りを楽しみたい方にはアロマオイルがおすすめです。
アロマクラフトについてはこちらの記事をご覧くださいね。
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